2016年11月6日日曜日

日曜市とパン作りの楽しさ。

こんばんは、たねまるです。

本日は、日曜市でした。

天候もよく、観光の方や地元の方で大賑わいでした。

自分の店もそうですが、まわりの店が忙しいのも、うれしいもんです。




今日も、早い時間からたくさんのお客さんに来ていただいて、完売でした。

ありがとうございます。


遠方からの方や、Facebookを見てきてくれた方、そういうことをちらっと聞くのもうれしいことです。

やはり、売り場だけでは伝わり切らないことってあると思うので、

こうして記事を読んでもらったり、写真をあらためて見てもらうことも

パンの味につながると思っています。




最近、以前よりたくさんパンを焼けるようになりまして、と言っても、とくに設備を大きく変えた

わけではないのですが、言うなら自分の意識が変わっただけなのですが、

焼けるパンもどんどんとよくなってきているのがわかり、うれしいです。




パン焼きの中に自分がいるような、なんて言ったらいいかわからないけど、

パン焼きの流れの中に自分が入って一部になると、次にこね始めるタイミングや、

焼き時間もどんぴしゃで、ほんとうに気持ちのいいもんなんです。




自分が作っているんだけど、材料を計量してこねはじめた時から、

パンはひとりでに進みだしてそれに自分があわせて動いているような感覚になります。




ちょっと、それはすごい快感で、もちろん何かが狂って焦がしたり発酵しすぎたりもありますが、

長い時間、ずっと成長していくパンを感じながら必要なタイミングで手を入れてやることが

なんていうか、いい仕事だなぁ、と感じます。






今日は、マロンクリームの今季最後の販売でした。

主に木曜市で仕入れた栗を、シンプルに砂糖と牛乳で炊いて、ラム酒の香りをつけたものですが、

とても反響がよくて、一回のつもりが4回ほど作りました。

それなりに大変なので、これからも大量生産はできませんが、また来年も、作りたいです。

って言える幸せなこと。。。明日もわからないのに来年もなんて。

でもきっと作っているでしょうね。





そして、スダチのマーマレードも便乗して買ってもらって完売。

今まで、ジャム類は一部のコアなお客さんのために作っているようなものでしたが、

少しずつ売れていくのはうれしいです。





これからは、柚子にレモンに文旦と柑橘の季節になります。

私は、酸っぱいフルーティーなマーマレードも好きだけど、

夏みかんで作る、すこし苦めのマーマレードも大好きです。

重めのパンにもバターにもとてもよく合います。

その時期までコンスタントに作っていきたいですね~




マーマレード作りは、工程が多く、始めるまでは少々重たい作業ではありますが、

ほんとうにおもしろいです。

水にさらして苦味を抜いたり、薄皮や種からペクチンを取ったり、

数回にわけて砂糖を入れて、どこで果汁を入れるか、など、どれも意味のある工程です。

美しい透明感のあるマーマレードにしあがった時の瓶詰めの楽しさ。

やっぱり私は作る側が合っているようですね。




ではでは、日曜市の話からだいぶ遠くまできましたが、今日はこのへんで。

また来週は、課題に取り組んだり、あたらしいレシピでなにか作ってみたいなぁ、と思っています。

楽しい一週間にしてきましょう~!
















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